明けましておめでとうございます。
いや、一か月以上ブログを更新していなかったので
空けましておめでとうございます。カナ?
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5年後の2020年には(原則)全ての住宅に平成25年に改正された省エネルギー法を義務化(つまり
適用)されるということで、国交省は着々と準備を進めています。
そんな中で、広く 意見公募(パブリックコメント)を募ると 発表されました。
つまり、断熱化と高効率省エネ機器による、外界を遮断して、冬は20℃夏は
27℃の室内環境をつくり出すことを義務化する動きに疑問があれば、
パブコメを出してください。
ということです。
驚くのは 国交省から当然の発表日が12月18日。
ところが住宅業界誌でさえ事前の通達は無かったようで
広く知れ渡ったのは、おそらくクリスマス頃でしょうか。
しかも、締切が 今日1月6日
ただでさえ忙しい年末の時期に、募集の締切が1月6日とあっては、落ち着いて意見を書く余裕もありません。
官庁は12/27〜1/4までが公休日であり、今回の募集期間の12/18〜1/6うち、平日はたったの
8日間しかありません。
年末年始をはさんだこの時期に「国民の意見を広く問う」には、あまりに短
すぎ、募集件数が少なくなる結果が見えてきます。
意見が集まらなければ「国民の理解を得られた」ということで、次のステップへと進んで行きます。
ということでしょうか?
と、まー、かなり急な展開でしたが、
一昨日、自分なりの意見をコメントして提出しました。
私の送ったパブコメの概要は以下の4点です。
方向として 義務化は賛成です。
ただ、
1、薪ストーブの一次消費エネルギーの扱い方
2、薪ストーブ、扇風機、こたつ などもエネルギー計算として扱ってほしい
3、「ひとり住まい」や「二世帯同居」も生活実態に合うようにエネルギー計算に反映させてほしい
4、伝統的構法の住宅のような「和の住まい」である 瓦、土壁、縁側、
続き間、畳、 襖をはじめ地域の気候・風土・文化に根ざした空間・
意匠、構法・材料などの 住まいづくりの知恵が残るような配慮がほしい
チョット難しくなりましたが ざっとこんな内容でした。