今、日本には誰も住まなくなった家や部屋、いわゆる「
空き家」は東京都の全住宅数と静岡県の全住宅数を合わせた戸数に近い
820万戸あります。
ちなみに、ここ浜松市内だけでも持ち家(分譲マンション含む)戸建だけでみても
約1万戸もの
空き家(空き室)があると推定しています。
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「空き家」をそのまま放置していると、所有者にも
いろいろな問題が生じるケースについて、いろい
ろ書いてきましたが、そんなに問題を抱える
「空き家」を売らないと言うのなら、貸すことを考えればと思う方も多いかと思います。
ということでなぜ空き家を貸さないのかPart5について綴っていきます。
5つ目の理由
他人に貸したくない
こういう理由の裏には、いずれ自分たちや子供たちがここに住むことを想定しているのでひとたび、他人が住んだ家にまた引っ越してくるのは・・・イヤだなと。
ある意味正直な意見だとも思えます。
あるいは、前回まで綴った 家具や仏壇などを片付けしたくない、移動できない、改修費が出せない等々を一括して 「他人には貸せない」という言葉に現れるのかもしれません。
最終的には、
持ち主の気持ち≧経済的な理由・利活用メリットなど
が優先された結果ですから、ある意味致し方ありません。
と、いうことになれば
いずれ「空き家」を使う日まで 「空き家」を放置することなく 定期的に管理はしていただきたいものです。
とはいっても、お忙しい方や遠方に居るので困難だよと言う方には 千年杉建築事務所の空き家管理サービスの利用をご検討いただきたいものです。
