空き家問題 について、千年杉建築事務所の意見を書き綴っています。
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今、日本には誰も住まなくなった家や部屋、いわゆる「
空き家」が
820万戸もあります。
これは東京都の全住宅数
678万戸(平成20年調査)と静岡県の全住宅数
159万戸(平成20年調査)を合わせた戸数に匹敵します。
ちなみに、ここ浜松市内だけでも持ち家(分譲マンション含む)戸建だけでみても
約1万戸もの空き家(空き室)があると推定しています。
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8月20日本ブログでは地域イメージにマイナスな「空き家」について書きました。
管理の行き届いていない「
空き家」が原因で地域ブランドイメージがマイナス評価になり周辺の不動産価格まで影響が出ます。という内容でした。
管理されない「空き家」を無くせば話しは早いのですが、個人の資産でもあり
第三者が他人の資産に あれこれ 言うのは 無理があるのですが、
でも、他人ができることを考えていきたいと思います。
方法①に 行政に話を持って行く手もありですが 朽廃寸前で 公道を歩く通行
人や通過車両に影響がない限り動かないです
ので 方法①は 相談する
だけ無駄かと思います。
方法②からは
「空き家管理」に取組んでいる 千年杉建築事務所 としての
提案が 入りますので そこんとこ よろしくお願いいたします。
方法②
実際に「
空き家」から迷惑を受けているのでしたら 個人で対処するより
自治会を巻き込んで相談する
誰もそこまで大げさにしたくはないでしょうが 個人で 持ち主に苦情を
伝えるよりは できれば自治会長の名前で 連絡・交渉した方が 持ち主
の受け止め方が大きく違ってくると思います。
迷惑を被っている事例など こと細かく伝えることで 持ち主の知らない
(当然ですが)
現状がわかり 対策をたててもらえるのではないでしょうか。
個人で交渉してしまうと 感情的になって のちのち 気まずい思いをする
ことに なったり 交渉決裂
といった最悪のケースにもなりかねません。
ということで、今日はここまで
続きは 次回にします。