地域イメージにマイナスな「空き家」

     空き家問題 について、千年杉建築事務所の意見を書き綴りました
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今、日本には誰も住まなくなった家や部屋、いわゆる「空き家」が 820万戸もあります。
これは東京都の全住宅数678万戸(平成20年調査)と静岡県の全住宅数159万戸(平成20年調査)を合わせた戸数に匹敵します。
ちなみに、ここ浜松市内だけでも持ち家(分譲マンション含む)戸建だけでみても約1万戸もの空き家(空き室)があると推定しています。
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地域イメージにマイナスな「空き家」
戸建持家の「空き家」が多くなると
社会に迷惑を掛ける家 も多くなる。

迷惑な事 その1景観を壊す は お隣さんに1番の迷惑を掛けているのですよと 昨日言いましたが

今日は 地域イメージ 地域(街)のブランドにとっても
マイナスですよ と言う話です。

まとまった地域や街区に管理されていない「空き家」が増えてくると、地域や街そのものが 管理されていない という印象を外部に与えます。

過去のベストセラー本「人は見た目が9割」の中の メラビンの法則ではないですが 相手に与える印象の55%は視覚情報だそうです。
その地域(街)に住んでいる人やそこに来る訪問者は 管理されていない「空き家」は すぐ視覚に飛び込んできます。
管理されていない「空き家
            =管理されていない「地域」 
という印象を持つでしょうね。
つまり、防犯防災に対しての不安が 土地相場にも 影響が 出るということです。
これは、地域だけに限らず 分譲マンションなどの共同住宅にも 同じように当てはまります。
1棟の建物の中に 管理されていない「空き室」が多くなればなるほど 管理されていない「マンション」という評価になってきます。
小さい器の中だけに より一層顕著な影響が 現れるでしょう。



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