今日も「新居 小松楼まちづくり交流館」です。
これ桐箪笥(きりたんす)
なんですが、昔の箪笥は引っ越し等で運ぶことが多くそのために箪笥の両サイドに、運ぶための逆U字型の取手があり、それに竿を通して両端で担いで運んだものだと言います。それで呼び方が一竿二竿というのだとか。
しっかりした竿掛けの金具がついていれば年代物といえるのかもしれません。
ガラス越しの向こうをご覧いただけますか?
現在のガラスと違って、映像が歪んで見えませんか?
これ、手づくりのガラス板だからです。
屋内最後の写真
この小松楼まちづくり交流館 基礎部分の改修が主な改修でしたが、よく見ると、目立たないように引き合いボルトで補強してありました。
つづく
千年杉建築事務所 小林正幸