今、日本には誰も住まなくなった家や部屋、いわゆる「
空き家」は東京都の全住宅数と静岡県の全住宅数を合わせた戸数に近い
820万戸もあります。
ここ浜松市7区の持ち家(分譲マンション含む)戸建だけでみても
約1万戸もの
空き家(空き室)があると推定しています。
**********************************************************************
「空き家」をそのまま放置している問題
「空き家」が売れない問題
と続きましたがここらでちょっと
「空き家の将来像」について考えてみます。
現状のまま推移した場合の2050年までの国土の姿を様々な視点から分析しています。
2050年の総人口は2005年対比でマイナス25.5%となり3300万人減少して9515万人となる
そして
世帯数は2015年をピークにその後緩やかに減少する(下図)
今後
日本の総人口は減る
世帯数も減る
新築で建てる住宅の数は今の状態のまま
新築建物の寿命も延びてきている
2つのシナリオ共、現在の「空き家率」より上昇は間違いないようです。
この「空き家率」を抑えるためには
空き家の除却 と
新設(新築)住宅着工戸数の抑制 つまり 中古住宅の活用
を同時に進める必要が あるということです。
今後 本ブログのなかでも中古住宅の活用について意見を綴って行こうと思いますので お楽しみに