空き家の将来像

今、日本には誰も住まなくなった家や部屋、いわゆる「空き家」は東京都の全住宅数と静岡県の全住宅数を合わせた戸数に近い820万戸もあります。
ここ浜松市7区の持ち家(分譲マンション含む)戸建だけでみても約1万戸もの空き家(空き室)があると推定しています。
**********************************************************************
空き家の将来像
空き家」をそのまま放置している問題
空き家」が売れない問題
 と続きましたがここらでちょっと
「空き家の将来像」について考えてみます。

国土審議会が2013年2月にまとめた「国土の長期展望」報告書によると

現状のまま推移した場合の2050年までの国土の姿を様々な視点から分析しています。

2050年の総人口は2005年対比でマイナス25.5%となり3300万人減少して9515万人となる

そして下世帯数は2015年をピークにその後緩やかに減少する(下図)

空き家の将来像

今後 
日本の総人口は減る
世帯数も減る
新築で建てる住宅の数は今の状態のまま
新築建物の寿命も延びてきている
当然 空き家になる家は増える


空き家の将来像
そんな予測をつい先日 野村総合研究所がホヤホヤのデータを出しました。

2つのシナリオ共、現在の「空き家率」より上昇は間違いないようです。

この「空き家率」を抑えるためには 
空き家の除却 と
新設(新築)住宅着工戸数の抑制 つまり 中古住宅の活用 

同時に進める必要が あるということです。

今後 本ブログのなかでも中古住宅の活用について意見を綴って行こうと思いますので お楽しみにニコニコ



同じカテゴリー(空き家の管理システム)の記事
貴重な体験
貴重な体験(2015-06-29 09:03)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
空き家の将来像
    コメント(0)