今、日本には誰も住まなくなった家や部屋、いわゆる「
空き家」は東京都の全住宅数と静岡県の全住宅数を合わせた戸数に近い
820万戸あります。
ちなみに、ここ浜松市内だけでも持ち家(分譲マンション含む)戸建だけでみても
約1万戸もの
空き家(空き室)があると推定しています。
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長期間に渡って
「空き家」をそのまま放置していると、所有者にも、いろいろな問題が生じるケースPartⅤです
今回は、「
雨漏り」について
台風や豪雨などの予報がでると「
空き家」の持ち主は自宅より先に心配する事柄が「
雨漏り」です。
なぜなら、
雨漏りは建物を傷める。
直すのに費用が掛かる。
どこが原因か分かりにくい・・。
などの理由があげられるからです。
断っておきますが、雨漏りに築年数は関係ありません。新しい家でも施工が悪ければ雨漏りします。
施工が原因であれば、建てた会社や工務店・大工等に連絡すれば 対応はしてくれるでしょうが・・
築年数の経過した「空き家」ですと 調査から補修工事等まで持ち主の判断で行わなければなりません。
居住していれば、漏れやシミに気が付くものですが、「空き家」ですと、長期間知らずにいたということが往々にしてあります。
厄介なのは、家の外から、雨漏りしているかは判別できませんのでご近所から連絡が来ることは、まずありません。
雨漏りを放っておくほど建物の寿命はどんどん短くなって来ますし、掛かる補修費用も比例して多額になってくるものです。
気が付いた時には、構造材や床など広範囲にまで腐食していたということが無いように やはり 定期的に建物を管理する習慣 を付けたいものです。
とはいっても諸事情で 「
空き家」まで足を運べない人は
●千年杉建築事務所の空き家管理サービスを利用する
という方法もあります。
千年杉建築事務所の空き家管理サービスでは
管理先の「空き家」で室内外の見回り点検報告がセットされていますので
室内外装で異変があれば直ちに報告し、指示を仰ぎます。