空き家に見られない工夫とは?

 空き家問題 について、千年杉建築事務所の意見を書き綴っています。
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今、日本には誰も住まなくなった家や部屋、いわゆる「空き家」が 820万戸もあります。
これは東京都の全住宅数678万戸(平成20年調査)と静岡県の全住宅数159万戸(平成20年調査)を合わせた戸数に匹敵します。
ちなみに、ここ浜松市内だけでも持ち家(分譲マンション含む)戸建だけでみても約1万戸もの空き家(空き室)があると推定しています。
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空き家に見られない工夫とは?

8月22日の本ブログ では治安について 書きましたのでその対策を考えてみました。


はるか昔、新築工事現場では、冬 暖を採るためか何者かが侵入したようなことがちょくちょくありました。
(朝入ると、なんとなく居た形跡が分かるもんです)
侵入者によるたき火煙草等による失火炎を一番恐れますので
それから、工事現場の施錠やバリケードなど侵入対策を万全にとるようになりました。


空き家」も同じように施錠はしてあるとはいえ、ここは無人宅
昼間、目を付けられたら、夜間、いとも簡単に侵入されるでしょう。

無人宅ですから番犬肉球を飼ったり 毎夜、照明を点けに来るわけにもいかないと思います。

想いつく対策としては、セキュリティ会社に警備してもらう位しか方法は見当たりません。

当然 高い警備費 と 設備工事費 がかかります。

そこで、誰でも出来そうな有効な対策を一つ試してはいかがでしょう。


それは
外見上、「空き家」に判断されないような工夫をすることです。
●最低でも道路から見渡せる範囲まで定期的に雑草管理を行う。

●時々窓や雨戸、カーテンを開ける。

クモの巣などを時々払いに来る。

電気メーターを中止にしない。
(電力会社の札が掛かったり、回転メーターが止まるので)

●外部から見える部屋の豆電球を点灯させておく。

●靴下やハンカチなどの小物の洗濯物を軒下など見える場所に干しておく。

●郵便物やチラシをポスト満杯になるまで放置しない。

●花壇になど植えて咲かせる。

つまり、この家には 生活者が住んでいる と思わせる 工夫をすればよい訳です。

それでも、時々 「空き家」まで足を運べない という方には

千年杉建築事務所の「空き家管理サービス」をご利用いただければよろしいかと思います。
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