飛騨高山第11弾
以前から気になっていた蔵の屋根形状がこれ
こういう屋根を「置き屋根」と言うそうですが、浜松では見ることはめったにないのですが、先日、秩父地方へ行った時も見ましたし、ここ飛騨に来ても見ることができたのでご紹介します。
一般的に、外の壁が屋根まで伸びて隙間はないのですが、置き屋根は屋根の下で隙間を作っている造り方です。
目的は、「風を通すことで貯蔵品を守る」ことだと思っていますが、実際に中に入って確かめたわけではないので、あくまでも推測です。
(この間の台風のようなときはどうなるのか気になりますが)
でも、機能上こうなったのでしょうが、よく見ると、なかなかいい趣、出しているデザインです。
どこかで、見学できた時には、ご報告させていただきます。(宿題とさせていただきます)
ではまた次回
千年杉建築事務所 小林正幸