浜松市中区のSHさん邸

本日お伺いした中区のSHさん邸 は明治30年代 (約110年前)に 建てられたお宅でした。
浜松市中区のSHさん邸玄関前の腰部分です。外壁は真壁納まりですが、長い風雪に、土台はいまだに耐えています。
浜松市中区のSHさん邸



こちらも玄関前の上部分です。松材の梁の先に鼻栓(はなせん)が二本見えるのがわかりますか?枘(ほぞ)を延ばして、柱の面で枘を貫通する栓を「鼻栓」といいます。
浜松市中区のSHさん邸


玄関内の小屋梁です。
浜松市中区のSHさん邸




同じく玄関内の小屋梁です。昔は、玄関と奥にあった台所が土間でつながっていました。
台所では、かまど があり、そこで煮炊きをしていたのでこの梁もススがこびり付き、真っ黒になっていたそうです。
何年か前の改修工事時に、梁 を磨いたので、このように黒光りしてます。

とても、いい色 していました!

いやぁ、それにしても、よくぞ、中区それも中心街に近いところで、戦時中、空襲から逃れて 残っていましたね。


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